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卑怯道奥義大全

前置詞勝負!

前置詞は想像以上に大事ですだよ。
特に旅行中は、前置詞が最重要だと言ってもよかんべ。

ま、正確に言うと、旅行で一番大事なのは、まず場所の名前で、次が時間(数字)ね。
だけどさ、場所の名前はさすがに分かるじゃないすか。地図に載ってるわけだし。
数字もね、書いちゃえばいいんだから、大して問題にはなりまへん。

だから、問題は前置詞なんですよ。
どこからどこに行きたいのか、誰に何をしたいのか、ことごとく前置詞が活躍します。
それに、前置詞を書いて説明しようと思ったら、漫画かかなきゃならんですけんね。
名詞は「aqui(ここ)」だけしか知らなくてもいいけど、「ここからここまで」や「これとそれ」
なんかを絵で書くのは、結構大変よん。

てなわけで、主要前置詞を見てみましょー!

to = a
英語で「to」って言う場合は、全部「a」でOK!
例外はあるかもしれないけど、特に思い出さないから、いいことにしよう!
a usted(あなたに)、a ella(彼女に)、a mi(私に)

with = con
これも英語と同じ。
con el(彼と)、con usted(あなたと)
注意が必要なのは、conmigo(私と)とcontigo(君と)のふたつ。
con miじゃなくて、conmigoになるんですな。
contigoは二人称仲良し表現なので、卑怯道ではcon ustedで済ませるべきなんだけど、
これだけはよく出てくるから丸暗記してちょ! ナンパには欠かせない単語です。
Quiero estar siemple contigo. (君といつも一緒にいたいんだ)

of = de
これも基本中の基本でごんす。
スペイン語には、英語の「's」がないので、deを大量に使いますね。
3つ4つ deが並ぶことも珍しくありません。「AのB」が「B de A」なので、ダラダラくっつけて
くんなまし。

for = para
これも英語と同じだな。目的地の for も para ですね。
もっとも、目的地の para なんて、a とか hasta でも通じるけどね。

「〜のために」でも使えるけど、一番威力があるのは、目的の「〜するために」ですね。
つまり「para+名詞」だけじゃなくて、「para+動詞の不定形」が使えるんですな。
英語だと、「〜するために」は「to+動詞の原形」なんだけど、スペイン語はparaでOK!
従って、a (=to)は「〜に」に限定しちゃって、目的は全部 para で統一できちゃうんですな。
I come here (in order) to buy a guidebook. = Vengo aqui para comprar (una) guia.

by = por
「〜によって」の意味ですね。時間のby(〜時まで)の意味では使いません。

in/on/at = en
場所関係は、すべて en で勝負してくらはい。
本当は、机の上(on the table)は、sobre la mesaなので、on = sobreもあるんだけど、
そんなもんは無視してよろし。何でもかんでも en で押し切っちゃう!
相手に「それは en じゃなくて sobre だよ」って10回くらい言われるうちには覚えるって。

about (regarding) = sobre
で、sobreは何に使うかというと、「〜について」で使います。
これはめちゃめちゃ便利よ!
最初に、何の件かをはっきり言っておくと、話は非常に通じやすいんですな。
Sobre hotel, usted sabe algo barato? (ホテルなんだけど、どこか安いの知ってる?)
なお、格調高く言う場合には、acerca de (= regarding to)があるけど、知らんでよろし。

acerca de が出たので、似て非なる便利な表現をお教えしましょう。
「near = cerca」ざんす。「cerca de 〜」の形で使いまんな。
旅行ではよく使いますな。「このへんに喫茶店ない?」とかね。
cerca de aqui (この近くに)が必殺丸暗記熟語ですな。

from/to (till) = desde/hasta
「〜から/〜まで」ですね。de/aで表現する場合もあるんだけど、desde/hastaでいいです。
ちょっとしつこい感じはするかもしれないけど、間違って伝わることはないからね。
正しく上手に話す、なんてことは、卑怯道で考えたらあきまへん。

between/among = entre
「between A and B」がそのまま「entre A y B」ですね。
ま、こりゃそのままだから楽勝でしょう。betweenとamongの使い分けみたいなものは
ないので、正々堂々、全部 entreで戦って下さい。

inside/outside = dentro/fuera
英語も of を伴う場合が多いけど、スペイン語も de とセットで使われることが多いですな。
dentro de nosotros (= entre nosotros = among us)とか、fuera de Japon (= out of Japan)
とかね。
fueraはサッカー中継でよく聞きますね。ボールが外に出ちゃうと、「フエラー!!」と
叫んどりますな。

時間 = a la(s) 数字
前置詞ってわけじゃないんだけど、ついでなので、時間の表現についてやっときましょう。
at eight (o'clock) = a las ocho (8時に)
ここの冠詞(la/las)は、どうしても省略できないので、このまま覚えちゃってくんさい。
ま、時間も数字なので、いざとなったら書くってことですけどね。

こんなとこかな?
なんか見落としてるのがあるような気もするけど、ま、いいや。
思い出したら、その都度ちょろちょろ書きますわ。

「前置詞勝負!」の結論:
ま、書いたまんまですな。
前置詞は非常によく使うので、丸々覚えてちょ!


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