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卑怯道奥義大全

未来の話がしたい!

未来形は思った以上に使いますね。
特に旅行だと、日程確認やチケット手配など、未来の話をせにゃならんことが結構ある。

ま、そうは言っても、旅行代理店との会話なんかは、即物的な方が良かったりしますがね。
下手に説明するより、「3月4日、16時の便、2枚、よろしく!」なんて感じで、名詞を並べて
言い切っちゃった方が間違いがなかったりする。

そういう意味で言うと、未来はあんまり重要じゃないかもしれない。
表現の仕方を工夫すれば、現在形で表現できちゃう場合が多いしね。

さらに、卑怯道としては、「現在形+未来を表す単語」という大技もある。
これは要するに、「明日」とか「来週」などの単語を、現在形の文章に付けちゃうってことね。
ムチャムチャなんだけど、意外に違和感ないよ。
I go to New York tommorow. みたいなもんですな。

それならなぜ、卑怯道が未来を取り上げるか?

実は、文法が非常に簡単なのであった。
理由はそれだけだな。がっはっは!
もし、未来形の文法がちょっとでも難しかったら、無視してるに違いない。

えっとですね、正確に言うと、未来形の語尾変化はなかなか面倒くさいです。
ただし、英語にwillとbe going toがあるように、スペイン語の未来表現も2種類あります。
「語尾変化する面倒くさい未来」と「不定形をくっつけるだけの簡単な未来」のふたつね。

これまでの何回かで、動詞の語尾変化を見てきたけど、今のところ現在形のことしか
取り上げてません。実際には、同じような語尾変化が、あと何種類もある。
今回取り上げてる未来に加えて、過去未来、点過去、線過去、接続法現在、接続法過去、
ってとこかな。それぞれ活用が違うんだよね。

まあ、接続法は、ネイティブでも見解に相違が出るくらい複雑なので、深入りしない方が
いいやね。点過去と線過去は、現地で暮らしてると、「あ、そーゆーことね」って感じに
なるけど、学問として理解するのは相当きつい。
いずれにせよ、卑怯道では、現在形の語尾変化だけですべて処理するので、あんまり
関係ないんだけどね。

おっと、ちょいと脱線しましたが、未来の話に戻りやしょう。
未来表現には、難しいのと簡単なのの2種類あるってとこまで話しましたな。
当然のごとく、卑怯道では、簡単な方しか取り上げません。
実際に、ネイティブの会話も、圧倒的に簡単な方を使いますな。難しい方は、正式な文書
なんかには使われるけど、やっぱり固い感じがするね。

「ir + a + 不定形」
これっきゃないでしょう!
何て簡単じゃありませんか!

ま、もちろん「ir」は活用するんだけど、これは最重要動詞なので、どっちにしろ覚えなきゃ
いかんですけんね。当然のごとく、すでに説明した最重要指定動詞6個に入ってます。
この表現は、be going toに似てるよね。irとgoだしね。

ちなみに、aはtoの意味ね。
英語に慣れてる日本人にとっては、aを見ると反射的に冠詞だと思っちゃうので、要注意。

Voy a comprar cigarrillo. (煙草買ってくるわ)
Ellos van a salir a las siete. (彼らは7時に出発する)

んー、何か今回は卑怯道っぽくないな。
普通の文法説明やないか!
ま、元々があまりにも単純なので、卑怯にする必要もないってことやね。

「未来の話がしたい!」の結論:
ir + a + 不定形


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