学術的にでなくゲリラ的にスペイン語を習得 旅行会話も発音も文法も翻訳も手抜き・簡単・速習で関係者おすすめのスペイン語講座


卑怯道奥義大全

はじめに能書きありき

いやー、なんだか突発的に変なこと始めてしまった。
はっきり言って、何のビジョンも目標もありまへん。スペイン語速習について、思うことをタラタラ述べるだけですな。

しかも、スペイン語が全くの初心者は対象にしない、という態度で臨むよ。全然知らない人は、自分で少し勉強してから来てちょーだい! 一応外国語だからさ、自分で努力しないとできるようになんないわけですよ。あくまで、ここで述べることは、手の抜き方だからね。

さてと、それじゃ一応私のスペイン語学習歴を明らかにしときますか。
パナマ赴任が決まった時点で、知ってたスペイン語は、完璧にゼロ。そりゃ、アミーゴくらいは知ってたと思うけど、スペイン語だか何だか分かってなかったと思う。

ちなみに英語も得意じゃなかったっす。入社したときに受けたTOEICが400点そこそこで、まあ赴任する頃は少し良くなってたと思うんだけど、せいぜい500点くらいのもんじゃないかね?

で、パナマ赴任前に1ヶ月くらいスペイン語学校に行きました。あいさつと基本的な単語ぐらいは覚えたよ。文法も一通り説明だけは受けた。

しかしですな、現地に行ったら、ほとんどなーんも分からんかった。はっきり言ってあせったね。

で、最初にやったことは何かって言うと、最初の2週間、毎日カラオケ屋に歌いに行って、お店のお姉ちゃんと無駄話しまくったんですね。これはムチャムチャ効果あったよ。わずか2週間で一気にレベルが上がった。

それと同時に、会社では、秘書に英語禁止令を発令した。秘書は英語ペラペラだったんだけど、私が「英語で説明せよ」と言うまでは、どんなことがあってもスペイン語しか使わない、というルールを設定したんですね。これによって、とにかく意志を伝えるためにはどうするか、を真剣に考えることになったです。文法的に間違ってようが、とにかくコミュニケートできないと何も始まらないからね。

こういう非常に実践的な活動に加えて、週末は自宅で一日5時間くらい勉強した。最初の3ヶ月くらいは、週に10時間以上勉強してたと思う。そうすると、わけも分からず意志だけ通してた内容が、文法的に理解できるんですね。それと同時に、「てことは、こんなの知らなくていいんだ」といった発見もある。

例えばですね、お腹が空いて何か食べたいとき、I am hungry.と、I want to eat something.の両方覚える必要はないわけですよ。どっちかひとつ知ってれば、飢え死にはしないで済む。

未来形も、willと、be going toと、gonnaを全部知らなくてもいいでしょ?そりゃTPOに応じた正しい表現をしようと思ったら全部必要だけど、まずは意志を伝えることが重要なんであって、最初から完璧にする必要はないんじゃないすかね。

ま、そんなこんなで、いかに効率よく手を抜いて、意味が通るスペイン語を学ぶか、というのが卑怯道の趣旨です。本当の初心者や、学問としてスペイン語を学びたい人には、たぶん何の役にも立たないと思います。まじめにスペイン語を学習している人からすると、「そんなのありえない!」とか「文法的にまるで間違ってる!」という内容もあることでしょう。

でもいいの。私はそれで生きてこれたんだから。
タイトルちゃんと見て下さいね。「卑怯」道なんだから。何でもいいのよ、通じれば。

てなわけで、「スペイン語卑怯道」堂々のスタートであります!
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